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ご家族様よりご寄稿いただきましたのでご紹介いたします。
『感謝』
人の誕生を初めに喜ぶのは父母であり、その家族であろう。 その成長を楽しみながら人生の茨の道へ進む。
私が子供の頃は正月を迎える時に洋服を買ってもらう喜びがありました。今の子供は携帯電話やパソコンなどIT時代の花形商品ばかり購入しています。「十年一昔」と言っていた時代は昔のことで、現在は一年一年が昔のように激しく移り変わっていく時代です。
今、母は「さざなみ」で療養しています。なぜ入院・入所したかという事をお話します。
今から五年前、足腰が悪いということで廊下、風呂、トイレ等のバリアフリー化を致しました。ところが頭まで異常があるとは気付きませんでした。「夜中に枕元でネズミが顔をなめる」とか、「仏様の上水を飲んでしまう」と言うのです。また「ベッドの下に小さな子供が寝ているので早く外に出して欲しい」と言ったこともありました。幻覚症状が出ていたのです。それで病院に相談しました。
今まで家族の一人として何十年も生きてきた母も時の限界と思いました。
過去には私達に優しく厳しいものでしたが、今となっては良い事ばかり思い出します。あと何年生きるか知れませんが、生きている間は今までの感謝の気持ちを込めて面会の回数を多くしています。
親子でも出来ない介護の仕事を嫌な顔を見せずテキパキと業務に従事されている看護・介護スタッフの皆様に特に感謝しています。
(ご家族様)
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